犬がトイレをしたあと、足が濡れて床にポツポツ足跡がつく。
これ、地味にストレスですよね。
毎回足を拭くのも大変ですし、床まで拭くとなると「またか……」という気持ちになります。室内トイレを使っている場合、足濡れ対策はかなり大事です。
結論からいうと、犬のトイレ後の足濡れは、ペットシーツだけでなくトイレトレーの構造が原因になっていることがあります。
吸収の早いシートに変えるだけで改善することもありますが、メッシュとシートが近いタイプだと、おしっこが足裏につきやすいこともあります。
そこで候補になるのが高床式トイレトレーです。
この記事では、犬の足がトイレで濡れる原因と対策、高床式トイレトレーが向いているケース・向いていないケースを正直にまとめます。
犬のトイレで足が濡れるなら、まずは原因を分けて考えてみる

犬の足がトイレで濡れる原因は、ひとつではありません。
「シートが悪い」と思いがちですが、実際にはシート・トレー・犬の排泄位置・足裏の毛など、いくつかの要素が重なっていることが多いです。
シートの吸収が追いついていない
まず考えたいのが、ペットシーツの吸収スピードです。
おしっこの量が多い犬や、一度にまとめてする犬だと、シートが吸収する前に足で踏んでしまうことがあります。
この場合は、まず厚型シートや吸収の早いシートに変えるだけで改善する可能性があります。
メッシュとシートが近すぎておしっこが足につく
メッシュ付きトイレを使っていても足が濡れることがあります。
理由のひとつは、メッシュとシートの距離が近いことです。
メッシュがシートを押さえるような構造だと、おしっこをした直後にメッシュの下のシートが濡れ、その水分が足裏に戻りやすくなります。
このタイプで困っている場合は、メッシュとシートの間にすき間があるトレーを選ぶと、足濡れが軽減しやすくなります。
トイレの端でしている
トレーの中央ではなく、端の方でおしっこをする犬もいます。
端でしてしまうと、シートから外れたり、トレーのフチに流れたりして、結果的に足や床が濡れることがあります。
この場合は、トレーそのものを変えるだけでなく、サイズを大きくする、置き場所を変える、囲いのあるタイプを検討するなどの対策も必要です。
足裏の毛が長くて濡れやすい
犬種によっては、足裏の毛におしっこがつきやすいこともあります。
足裏の毛が伸びていると、少し濡れただけでも足跡がつきやすくなります。
トイレ対策とあわせて、足裏の毛を整えるだけでも床の汚れが減ることがあります。
結論:足濡れ対策には「シート変更」か「トレー変更」が現実的

犬の足濡れ対策は、大きく分けると2つです。
ひとつは、ペットシーツを見直すこと。 もうひとつは、トイレトレーを見直すことです。
まず試しやすいのは吸収の早いシート
いきなりトレーを買い替える前に、まずはシートを変えてみるのもありです。
薄型シートを使っているなら、厚型シートや吸収スピードを重視したシートに変えるだけで改善することがあります。
ただ、シートは消耗品なので、毎回高いものを使うとコストが気になるのも正直なところです。
「高いシートに変えたけど、まだ足が濡れる」という場合は、トレー側の構造も見直した方がよいです。
メッシュ付きでも濡れるなら高床式トレーを検討
メッシュ付きトレーを使っているのに足が濡れる場合は、メッシュとシートの距離が近い可能性があります。
おしっこがシートに落ちたあと、足裏が濡れたシートに直接触れにくい構造なので、一般的なメッシュトレーで足濡れに悩んでいる人にはおすすめの商品です。
毎回床を拭くのがつらいなら買い替え候補
トイレ後に毎回足を拭く。 床の足跡を拭く。 ニオイが気になって消毒する。
これが続くと、飼い主側の負担がかなり大きいです。
もちろん、トレーを変えれば絶対に解決するとは言い切れません。 ただ、毎日の掃除ストレスが強いなら、トレーを見直す価値はあります。
高床式トイレトレーの特徴

メッシュとシートの間にすき間がある
この商品の大きな特徴は、メッシュとシートの間にすき間があることです。
一般的なメッシュトレーは、メッシュ部分でシートを押さえるような形になっているものもあります。
その場合、おしっこをした直後にシートが濡れ、その濡れた面がメッシュ越しに足裏へつきやすくなります。
高床式トイレトレーは、メッシュとシートの距離があるため、足裏が濡れたシートに触れにくいのがポイントです。
シートのかみちぎり・引っかき対策になる
犬がペットシーツを噛んだり、引っかいたりする場合にもメッシュ付きトレーは便利です。
とくに子犬や、留守番中にシートをビリビリにしてしまう犬には助かるポイントです。
ただし、メッシュ部分そのものを噛む犬もいるので、最初は様子を見ながら使うのがおすすめです。
水洗いしやすく、滑り止めも付いている
本体はプラスチック製のものが多く、水洗いしやすいです。
また、ゴム脚がついていると犬が乗り降りするときにズレにくいのも使いやすいポイントです。
トイレは毎日使うものなので、掃除しやすいかどうかはかなり大事です。
レギュラーとワイドのサイズ比較
サイズは主にレギュラーとワイドがあります。
レギュラーはレギュラーシーツ対応、ワイドはワイドシーツ対応です。
小型犬でも、トイレの端でしがちな子や、体が長い犬種の場合はワイドの方が使いやすいことがあります。
逆に、サークル内が狭い場合はワイドだと圧迫感が出るかもしれません。
購入前に、設置場所と今使っているシーツのサイズを確認しておきましょう。
実際に使うなら気をつけたいデメリット

高床式トイレトレーは足濡れ対策として魅力がありますが、合わないケースもあります。
良いところだけでなく、気になる点も確認しておきましょう。
足濡れが完全にゼロになるとは限らない
まず、「絶対に足が濡れない」とは考えない方がいいです。
尿量が多い犬や、トレーの端でおしっこする犬、足裏の毛が長い犬だと、多少濡れる可能性はあります。
口コミでも、足濡れがかなり軽減したという声がある一方で、「若干ある」という声もあります。
なので、この記事では「足濡れを減らしやすいトレー」と考えるのが現実的です。
うんちがメッシュにつくと掃除は必要
メッシュ付きトレー全般に言えることですが、うんちがメッシュにつくと掃除は必要です。
とくに柔らかいうんちの場合、メッシュのすき間に入り込むことがあります。
おしっこの足濡れ対策には便利ですが、うんち掃除まで完全に楽になるとは限りません。
トレーが変わると一時的に失敗することがある
犬によっては、トレーが変わると警戒することがあります。
今まで使っていたトイレと高さや足裏の感触が変わるため、最初は失敗する可能性もあります。
いきなり完全に切り替えるのではなく、今までのトイレの近くに置く、使用済みシートのニオイを少し残すなど、慣れやすい工夫をすると安心です。
サイズ選びを間違えると使いにくい
トイレトレーは、サイズ選びがかなり大事です。
犬の体に対して小さすぎると、端でしてしまって漏れやすくなります。
逆に大きすぎると、サークル内が狭くなったり、置き場所に困ったりします。
購入前には、愛犬がトイレの上でくるっと回れるか、今のトイレでどの位置に排泄しているかを見ておくと選びやすいです。
他の足濡れ対策と比較

犬の足濡れ対策は、高床式トイレトレーだけではありません。
今の状況によって、合う対策は変わります。
吸収の早いペットシーツ
一番手軽なのは、ペットシーツを変えることです。
薄型から厚型に変える、吸収スピード重視の商品にするなど、すぐ試せます。
ただし、毎日使うものなのでコストは上がりやすいです。
また、メッシュとシートが近いトレーだと、シートを変えても足濡れが残ることがあります。
一般的なメッシュトレー
一般的なメッシュトレーは、シートのいたずら防止には便利です。
ただ、メッシュとシートが近いタイプだと、足濡れ対策としては物足りない場合があります。
「シートを噛まないようにしたい」が目的なら十分ですが、「足濡れを減らしたい」が目的なら、構造をよく見て選びたいところです。
足裏の毛のカットやトイレ位置の見直し
足濡れは、トレーだけでなく犬側の状態でも変わります。
足裏の毛が伸びているなら、定期的に整えるだけで足跡が減ることがあります。
また、トイレの端でしてしまう場合は、トレーの向きや場所を変えるだけで改善することもあります。
高床式トイレトレーがおすすめな人・おすすめしない人

おすすめな人
高床式トイレトレーは、次のような人に向いています。
- 犬のトイレ後の足濡れに悩んでいる
- 床におしっこの足跡がつくのを減らしたい
- メッシュ付きトレーでも足が濡れて困っている
- ペットシーツのいたずらを防ぎたい
- 子犬のトイレトレーニング用に使いたい
- 掃除しやすいシンプルなトレーがいい
- 安いシートでも足濡れを減らしたい
とくに、今使っているメッシュトレーで「結局足が濡れる」と感じているなら、候補に入れてよいと思います。
おすすめしない人
一方で、次のような人には合わない可能性があります。
- 大型犬に使いたい
- トイレの端でよく外してしまう
- うんちが柔らかく、メッシュ掃除が負担になりそう
- 完全に足濡れゼロを期待している
- トレーの高さや段差を犬が嫌がりそう
- サークル内に置くスペースがかなり狭い
このあたりに当てはまる場合は、別の大型トレーや囲い付きタイプも比較した方が安心です。
購入前に確認したいチェックポイント

購入前には、以下を確認しておきましょう。
愛犬の体重とサイズ
レギュラーとワイドで対応する犬の大きさが変わります。
小型犬でも、胴が長い犬やトイレの上で回る犬はワイドの方が安心なことがあります。
今使っているトイレで、体がはみ出していないか見てみてください。
使っているシーツのサイズ
レギュラーはレギュラーシーツ、ワイドはワイドシーツ対応です。
普段使っているシーツと合わないサイズを買うと、買い替えが必要になります。
ランニングコストも含めて確認しておきましょう。
サークルやケージに入るか
サークル内に置く場合は、トレーの外寸を必ず確認しましょう。
掃除しやすい置き場所か
トイレトレーは、毎日シート交換や拭き掃除をします。
置き場所が狭いと、枠を外したりメッシュを拭いたりするのが面倒になります。
足濡れ対策だけでなく、飼い主が掃除しやすい場所に置けるかも大事です。
まとめ:犬の足濡れが気になるなら、トレー構造の見直しもあり

犬のトイレ後に足が濡れる原因は、シートの吸収だけとは限りません。
メッシュとシートが近いトレーを使っていると、おしっこをした直後に足裏が濡れやすいことがあります。
まずは吸収の早いシートを試すのもありですが、それでも改善しないなら、トレーの構造を見直すのがおすすめです。
高床式トイレトレーは、メッシュとシートの間にすき間があるため、足濡れ対策として検討しやすい商品です。
もちろん、完全に足濡れゼロになるとは限りません。 うんちがメッシュにつくこともありますし、犬によっては慣れるまで時間がかかることもあります。
それでも、毎回床の足跡を拭くのがつらいなら、試してみる価値はあります。
購入前には、サイズ・シーツの種類・設置場所を確認して、自分の家と愛犬に合うかチェックしてみてください。